年収の壁を確認するエクセルを作成する

エクセル(EXCEL)事始・事例研究

103万円、106万円、130万円など、所得税の課税や社会保険(健康保険、厚生年金)への加入など、世帯の主たる所得者の扶養者(含む配偶者)がパートやアルバイトとして働く場合には、ご自分の所得と「所得税の課税」や「社会保険(健康保険、厚生年金)への加入」を意識して働く必要があります。
※詳細はこちらから

年収の壁を確認するためのエクセル作成方法をお伝えします。下記「登録内容」をコピーして該当のセル位置にペーストしてください。
関数をコピーする場合に「文字列」扱とならないように注意してください。

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【エクセルの使用要領について】

エクセルの設計内容

項目セル登録内容(文字、関数)説明
タイトルA1年収の壁を確認するエクセル(概算)タイトルを記入します
項目A2項目「項目」名を記入します
月の平均額B2月の平均額「項目」名を記入します
月数・回数C2月数・回数「項目」名を記入します
年間金額D2年間金額「項目」名を記入します
本給A3本給「項目」名を記入します
手当A4手当「項目」名を記入します
残業代A5残業代「項目」名を記入します
ボーナスA6ボーナス「項目」名を記入します
(課税)合計A7(課税)合計「項目」名を記入します
交通費A8交通費「項目」名を記入します
(社保)合計A9(社保)合計「項目」名を記入します
説明A12説明「項目」名を記入します
年収の壁の額F2年収の壁の額「項目」名を記入します
(本給の)月平均額B3毎月の本給額を記入します月別の金額を記入します
(本給の)月数・回数C3年間の支給月数・回数を記入します。
通常12カ月=12回です
月数・回数を記入します
(本給の)年間金額D3=B3*C3関数を設定します
(手当の)月平均額B4毎月の手当額を記入します月別の金額を記入します
(手当の)月数・回数C4手当の支給月数・回数を記入します。
通常12カ月=12回です
月数・回数を記入します
(手当の)年間金額D4=B4*C4関数を設定します
(残業代の)月平均額B5毎月の残業代目安を記入します月別の金額を記入します
(残業代の)月数・回数C5残業代の支給月数・回数を記入します。
毎月は12回。2カ月に1回は6回となります
月数・回数を記入します
(残業代の)年間金額D5=B5*C5関数を設定します
(ボーナスの)月平均額B6ボーナス目安額を記入します1回あたりの支給額を記入します
(ボーナスの)月数・回数C6ボーナスの支給回数を記入しますボーナスの支給回数を記入します
(ボーナスの)年間金額D6=B6*C6関数を設定します
(課税)合計(年間金額)D7=SUM(D3:D6)関数を設定し本給~ボーナスを合計します
(交通費の)月平均額B8交通費の金額を記入します支給額を記入します
(交通費の)月数・回数C8交通費の支給月数・回数を記入します。
毎月は12回。3カ月に1回は4回となり、6カ月に1回は2回となります
支給回数を記入します
(交通費の)年間金額D8=B8*C8関数を設定します
(社保)合計(年間金額)D9=SUM(D7:D8)関数を設定します
「(課税)合計」に「交通費」を合計します
説明B12=IF(D9<=F4,VLOOKUP(D7,F3:G6,2)
,VLOOKUP(D9,F3:G6,2))
「参照先」を使用して金額から年収の壁を表示します
」の金額や「1回分の支給額」から、年間の金額を試算し、概算額から推定される結果を表示します。

【VLOOKUPの参照先】の設定

項目セル登録内容(文字、関数)説明
年収の壁の額F2年収の壁の額「項目」名を記入します
説明G2説明「項目」名を記入します
最初の金額F31収入「1円」を意味します
103万の壁F41030001収入103万1円です。
103万の壁を超えたケースになります
106万の壁F51060001収入106万1円です。
106万の壁を超えたケースになります
130万の壁F61300001収入130万1円です。
130万の壁を超えたケースになります
103万の壁の説明G3所得税は非課税です年収「1円」~「103万円」の説明です
103万の壁の説明G4所得税の課税対象になります年収「103万円」を超えた場合の説明です
106万の壁の説明G5社会保険への加入があるかもしれません(課税対象)年収「106万円」を超えた場合の説明です
130万の壁の説明G6社会保険への加入対象になります(課税対象)年収「130万円」を超えた場合の説明です
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